30歳超えたら恋愛への焦りがなくなる!?

女性は20代後半から結婚に焦る女性が多いような気がします。皆さんの周りではいかがでしょうか?「もうすぐ29歳だよ、あと1年がラストスパート!」「どうしよう、もうすぐ30歳になっちゃう!そろそろ彼氏と結婚したい!」「恋人がいないまま数年過ぎてしまったけど、30歳までには結婚したいから…もうタイムリミットだから…今年は婚活に走る!」…何度となく、私は女性の友人たちが騒いでいるのを見てきました。しかし、…散々30歳まで結婚しなければと焦っていた女性たちは、30歳を見込んで迎えると面白いように静かになりますよね。もちろん個人差や性格の差もあるでしょうけれど、少なくとも私の知っている未婚女性は、20代後半で結婚に焦り、30歳を迎えると焦らなくなっています。

恋愛をしている時はどんなに幸せを感じていても、その幸せを同じ状態で継続できたとしても…人間は良いのか悪いのか、はたまた悲しいことなのか、“慣れてしまう生き物”です。
“慣れ”というのは人間最大の特徴ですよね。
地球上にどんな変化が起きても…臨機応変にその時その時の状況・ぁん教に順応して生きてきたからこそ、人類が滅びることもなく…絶え間ない進化を遂げてきたのですから…・これはもう、遺伝子レベルのお話なので、気合だとか根性だとか、涙ぐましい努力などでは解決できないことでしょう。
もし、この話を聞いて、「だったら人は永遠に幸せにはなれないの?」と思われた方がいらっしゃるとしたら…それは違います。
幸せを感じることは環境・状況・感情が揃えばいつだってどこだって感じることは出来ます。
しかし、問題なのはその先なのです。
その先もその感情を平均的に同じ状態で維持していくことは不可能なのですが、30歳を迎えるころには、きっとこのことを冷静に受け止められるからではないのかな…と、勝手に思っています。

幸せ全開を体中で満喫したとしましょう。それは、今までそのような幸せを感じたことがない、もしくはそのような幸せを感じたのは久しぶり、などと言うように、“ある意味新鮮な感情”だから全開に幸せを感じることが出来るのです。それが次の日も、次の日も、継続していくうちに…“その幸せの感覚に慣れてしまい”、幸せ全開を感じる感覚が薄れてしまうのです。結婚生活が本当に良い例ですよね?特に結婚を“自分のゴール”と認識されてしまう方は危険ですね。…だって、ゴールがあったとしたら、そこで終わりなのですから。たしかに“恋愛”としてのゴールが“結婚”という定義には間違いないでしょう。しかし、“人生のゴール”と間違ってしまっては、思い描いたような結婚生活に近づくどころか、夢に見た生活として消えてしまうでしょうね。

結婚は人生のゴールではありません。
むしろ一人の人生から二人の人生になるという、新たな人生のスタート地点です。
結婚したからと言って婚姻届の上にあぐらをかいているようでは…ふと、あぐらの下を覗いてみると…婚姻届だと思っていた紙は、離婚届に化けているかもしれません。
結婚当初のラブラブモードをそのまま継続することは難しいですが、人は“慣れ”とともに“進化”をすることができる生き物なので、継続することを意識していくのではなく、進化していくことを意識する方が楽しい結婚生活を進めていけるものだと思います。
結婚が恋愛のゴールではないということは、30歳を超えた女性ならほとんどの方が把握していることです。
少し前までは結婚が、さも人生のゴールのように思われてきましたが、実際はそうでもないと把握している女性が増え、どちらにせよ人生のゴールではないのなら焦る必要もないか、と腹をくくってしま方が増えてしまったのでしょうね。
多くの未婚女性が結婚に焦るのは30歳の誕生日の前まででしょう。
もし、30歳手前の女性と自分的には将来的には結婚を考えて交際していらっしゃる男性がいましたら、彼女が30歳になる前にプロポーズしないと…結婚を逃してしまう事もあるかもしれませんのでご注意ください。