1人は寂しい、2人はキツイ

恋愛って、本当に難しいですね…。
難しいというのは、好きな人と思い通りに交際できない事だけを言っているのではありません。
何よりも厄介なことは、恋愛したいと強く想う時と、恋愛することが面倒くさいと思ってしまう時でしょうね。
皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか?例えば、念願かなってやっと好きな人とお付き合いできるようになった時、あれだけ嬉しかった感情が…時間が経つにつれて薄れてしまう時でしょうね。
付き合う前から付き合い始めのころまでは、多少のことは何でも大目に見れたし、わがままや欠点ですら可愛いと感じることが出来るだけの心の余裕があったはずなのに…時間が経ってしまってからのわがままや、欠点が何となく鼻につく様な気がしたかと思えば、「付き合っていなければこんな面倒なこと考えたりしなくて済んだのにな…」と感じてしまう時間が増えると…好きな気持ちが大きかったあの時は何だったのだろうかと考え直してしまう時間まで増えてしまうものです。

人間…いえ、生き物の本能としての繁殖本能は根強くあるため、恋愛をしたいと思う気持ちも自然なことなのです。
しかし、恋愛をしたい気持ちがでることはあっても、恋愛を面倒くさいとおもってしまう気持ちが芽生えてしまうのも、人間である限り仕方のないことなのでしょうね。
動物の繁殖のように、子供を作って餌を与えて大きくさせて巣立たせる…これだけのことであれば、面倒くさいと感じることはないはずです。
ただ、人間社会はそうはいきませんよね?恋愛をするにも対人間ですから、お互いに言葉もあれば感情もあります。
それぞれが持っている共通のことなのにも関わらず、それぞれが別の形、感じ方、受け取り方、発し方をするので、初めこそ共感することは多かれ、いつまでも共感できるものではないのです。
想いがなかなか共感できなかったり、通じなかったり、擦れ違いや摩擦が起きてしまうのが人間ですからね。
恋愛を経て、結婚や子育てに突入しても同じことが言えるでしょう。
相手と楽しい時間を過ごすにも、ご飯を食べるにも、生活するにはまずお金がかかるため働かなければなりません。
職場という新たなる人間関係の巣窟にて、感情も言葉もすり減るほどに使わなければいけないことが多い日常があります。
そんな中で、相手の些細なことで自分のペースが乱されることによって…「面倒くさい」と感じてしまうことが出てきてしまうのでしょうね。

人間は、常に一緒にいることは不可能です。お互いが全く別の人間環境を持って、そこで時間を作って一緒にいる生き物です。恋愛したいという本能、自分のペースが乱されて自分に負荷が買買てしまうことから面倒くさいと感じてしまう現実、この2つのことは紙一重に存在している物なので…1人は寂しくなってしまう時もあるけれど、2人だと面倒だとおもうことから辛くなってしまう事があるのでしょうね。本当に人間とは厄介な生き物です。しかし、これが人間なので、このことをしっかりと把握して、上手に自分の感情や恋愛に対する態度をコントロールしていくことが、最善策であると思います。皆さん、この先の人生、少しでも気楽に進んで行けるよう…自分自身で現実と本能のバランスを調整して楽しく生活していきましょう!