恋愛は殺人まで引き起こす危険な行為

毎日流れるニュースの中でも、毎回絶え間なく続く話題の1つとして殺人事件がありますよね。
人間としての理性がなく、ふざけた理由や衝動的な理由で殺人を犯す人なんて論外ですが、人を殺してしまう程の背景があったがゆえに殺してしまった…というような事例がほとんどなのではないでしょうか。
人間は動物を殺して食べます。
動物も食物連鎖や生き物として生きるための本能として他の動物を殺して食べます。
草食動物だって呼吸をしている植物の命を絶っているのですから、他の生き物を殺して食べているのと道理は同じです。
理性のない動物だって、生きるための理由があっての行為なのに、高等動物と言われている我々人間が、理性も理由もなく殺人を犯すというのは、本当におろかな行為だと私は思います。
ただ、一般的な人間には感情や理性、生活や将来があり、それらの全てに共通して“他の人間との関わり”があります。
ここで関わった相手を殺してしまうような状態になる場合、金銭トラブルと恋愛トラブルに分かれるでしょう。
細かく分析すれば、もちろんこの2つのパターンには当てはまらないケースもあるかとは思いますが、おおよその分け方としては、お金か男女のもつれになっているでしょう。
誰しもが被害者・加害者になってしまう可能性は大いにあります。
「殺すつもりはなかった」と後悔しても、気づいた時にはすで遅い…というような場合もあるでしょう。
そんな中でも、やはり最近のニュースでも頻繁に報道されているのは、男女のトラブルが起因の殺人事件でしょうね。

山奥のドラム缶の中から白骨死体が発見されたですとか、家賃滞納で大家さんが確認しに行ったら…周辺住人の悪臭クレームで大家さんが該当物件を確認しに行ったら…遺体があった…というような話も、そう珍しい話ではなくなってしまっている悲しい世の中です。
昔から可愛さ余って憎さ100倍という言葉がありますが、まさにその通りですよね。
恋愛トラブルで殺人事件が起きてしまった場合は、激しい恋愛感情が何かしらで傷付けられてしまったとき、想いが叶わなくなったとき、抑えきれない愛情が抑えきれない憎しみとなって…感情任せにしてしまったら…殺してしまったというような場合が多いのではないでしょうか。
中には、他の人間が幸せそうにしているのを許せないというような感情で殺人事件を起こしてしまうようなことも起きる時代です。
金銭問題、男女問題、これに付け加えて周囲からの妬みを買わないようにする…これが事件に巻き込まれないようにするための基本のルールなのではないかと思いますね。

「妬まれて殺されるなんて…そうそうないんじゃないの?」と、軽く考えてしまってはいけませんね。些細な妬みが皆さんの明るい未来を邪魔するどころか、奪ってしまう危険性はあるのですから。たしかに、人間には他人に自慢したいと言う優越感を求めるようなところは、誰しもが持っている物であると思います。しかし、そこはぐっと抑えて、人に妬まれないよう、人の恨みを買わないよう、謙虚に生きることが最も賢明で、最も楽しい人生を歩いて行けるポイントになることでしょう。自慢したい気持ちは分かります。…ですが、私自身も些細な自慢から妬みを買ってしまい、人生を邪魔された悔しい経験があるので、皆さんには同じ経験はしてほしくないのです。皆さんも、些細な妬みと決して安易に考えず、本当の幸せな人生とは何かを考えて過ごしてください!