チャラ男に学ぶモテテク

少し前に“チャラ男”なるものが世の中に出回りましたよね。
一般的には受け入れられないことが多いチャラ男というジャンル、皆さんにはどのようなイメージがありますでしょうか?遊び人、外見にお金をかける、面食い、お金遣いが荒い…少数意見としては、黒いとか髪の毛を異様に盛っている…などがあるのではないでしょうか。
実際に、チャラ男のルーツは「チャラチャラしている」ということから来ていますが、恋人にしたいタイプおランキングを取っても…そうそうトップテンにはランクインしないジャンルであったことも事実です。
しかし、ふと世の中を見渡してみれば…ほんのわずかな人たちで構成されていたはずのチャラ男が、やたらめったら増えた時期があったかと思います。
その背景には、これまた一般人には敬遠されていた職種・“ホスト”が増えた傾向があるようですね。
女を騙してお金を取る、そんな良くないイメージがあったホストも、メディアなどに露出する機会が増え、髪型やファッションの主導権を握るまでに広まったことから、“カッコいい”というイメージに切り替わっていったように感じます。
まぁ、ホストのような風貌をしていなくとも、女性に対して軟派な姿を見せるタイプはチャラ男の看板を掛けられるので、一概にチャラ男=ホスト、とい定義にもならないので、はっきりとしたボーダーラインを引くには難しいジャンルですよね。

個人的にチャラ男は嫌いです。
服装や髪形、アクセサリーなどの装飾品といった外見的な部分だけではなく、考え方や生き方がチャラチャラしているタイプは嫌いですね。
どんなにチャラ男というジャンルが世の中に浸透して行こうが、異性としても同性としても、チャラ男が嫌い…という方はたくさんいるでしょう。
しかし、このチャラ男、そうそうバカにできたものでもないということを、最近感じるようになりました。
私も好き嫌いが激しいタイプなので、苦手と感じたタイプの人間や、嫌いな人間にはシャッターを下ろしてしまい、一切の関わりを持たないようにしてしまうところがありますが、ほんの小さなきっかけでチャラ男と仲良くなる機会がありまして、チャラ男の生態について初めて知ったことがあります。
私もいい年をして、偏見に人を判断してしまっていたところがあったと、少しばかり反省しましたね。
どのようなタイプの人間でも、関わってみなければわからないことがあるんだと、今更ながらに教えられた気分でした。

チャラ男と表現してしまうと、何となくの偏見から少し下に見てしまうこともありましたが、チャラ男と言われるタイプの人間を見習えば…モテる!ということを発見したのです!チャラチャラしている考えなしのような人も中にはいますが、人間関係のコミュニケーションの取り方が素晴らしい人が多かったです。少し馴れ馴れしすぎるかなと感じる場合もありますが、女性に対しても男性に対しても、積極的に話しかけ、良いと思ったことは褒める、悪いと思ったことはけなす、というように素直な感情表現を全面的に出してきます。ボディタッチも自然に行うので、このような話し方やボディタッチの仕方を、チャラ男に分類されない人たちが日常生活に取り入れたとしたら…確実に現状よりもモテるようになると思います!チャラ男の生態を観察し、活用できる部分は上手に取り入れて、よりよい恋愛ライフが出来るように幅を広げてみるのもいいかもしれませんね。