セックス最中に演技は必要?

恋愛をしている時は脳の中に麻薬物質が生成されるので、1種の幻覚を見ているような状態になります。
こんなことを言ってしまってはげんなりしてしまう方もいらっしゃるかとは思いますが、脳内麻薬物質が出来るからこそ、ドキドキしたりワクワクしたり、良い意味で眠れない状態が引き起こされるのです。
…まぁ、私のおばあちゃん曰く、「そんな理論的な物じゃない!人間には胸のあたりに“気”があって、そこには人の“心”がある。
人間が誰かを好きになったりドキドキしたりするのは、脳の中のうんちゃらかんちゃら…なんて理屈じゃないんだよ、気なんだよ、気!心だよ、心!」と、熱く語られたこともありますが、彼女が言っていることも1理あるなと思いました。
…って、こんな道徳的に良い話を聞いても“1理ある”とか言っている時点で、私は理屈的な人間になってしまったなぁ…と、少し寂しさを覚えましたが、理屈も分からないようでは恋愛は成功しないと思っています!心だけで楽しい恋愛ができるなら、もちろんそれに越したことはないでしょう。
しかし、相手も人間であり、世の中には自分と全く同じ価値観・考え方・感情を持っている人間は存在しません。
そんな中で“心”が動いて人を好きになり、人を愛おしいと思う感情が芽生えたとしても、さらに理屈を把握できていない状態では…いずれどこかに亀裂が入ってしまい、その亀裂に気付いた時には収集つかない状況になってしまうことでしょう。
ちょっと難しい話ではありますが、要は心に感じ物を維持するには、理屈も分かっていないとなくなってしまう可能性があるということを言いたいのです!皆さんも心と理屈を上手に受け取って、より楽しい恋愛生活を謳歌してくださいね!

さて、恋愛関係の中でも心と理屈の話に関わる重要なお話をさせていただきます。
心のやり取りでは、何とか自分と相手の感情・感覚を伝え合ったり想いあったりすることで、解決の兆しは見えてくることかとは思いますが、セックスではそうもいきません。
“体質”というものが関わってきてしまうからです。
体質は基本的に心や理屈でコントロールできるものではありませんよね?たとえば、すごく好きな人と念願かなってデートをすることになれたのに…そんな日に限って光熱を出してしまうとか。
これは本当に悲しいことです。
ぶつける場所のない悲しみや後悔、くやしさを抱えながら体調不良に苦しむ…キツイですよね。
しかし、体調不良はどうしようもありません。
どんなに想いがあっても、体調不良はやってくるときはやってきます。
心と理屈と体質が連動していない良い例でしょう。
このようなことからも、セックス時の体質コントロールは…はっきり言ってしまえば無理なのです。
相手を想っていても、セックスでは感じない…そういう時ってありませんでしょうか?

もし、好きな人とのセックスで感じない方がいらっしゃいましたら、「心配しないでください」と言いたいですね。よくある話です。それでも好きな人とのセックスをしたいと願う方のほとんどは…“演技”をしてしまうのでしょうね。感じているフリ、興奮しているフリ、女性の中では絶頂に達したフリ…少なからず抱いてしまう罪悪感に、何となく後ろめたい気持ちになってしまう方も少なくはないでしょう。ただ、そのような状態であっても、相手を想う気持ちは変わりませんよね?そこは体質的な問題と割り切って、演技することも愛情表現の1つと考えてみてはいかがでしょうか?焦る必要も心配する必要も、ましてや不安に思ったり罪悪感を抱える必要もないのです!好きな相手を想う気持ち、これが何より大切なことです!